大図解!プリンタポートだかパラレルポートだかのひみつ
えー、いつまでも自分のやっていることを見せびらかしていても意味がないので、まともに調べてわかった事をまとめてこのサイトを実用的なものにしようと思っていたんだよ。
それなのに製作のほうが忙しくてここの更新もままならず、ようやく更新しようとしたところで、妙に再起動を繰り返すなと思って見てみたらハードディスクがご臨終ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ええい!これは何かの罠か!?
ここしばらく寝る暇もろくにできなくなっているというのに、ようやくまとめを書いて早めに眠ることができると思ったのに!
こうなったらこの妨害を打ち破り、せめてプリンタの企画だけでも記して寝るぞ!
というわけで下図を見てくれ!
プリンタポートの写真だ!
…いや、プリンタポートという呼び方はPC−98時代の呼び方だな、パラレルポートともいう。
昔のPC−98のパラレルポートはよく言えば簡略化、悪く言えば手抜きであったため、プリンタくらいしか使えなかったためにプリンタポートと呼ばれるようになったらしい。
まぁそれはともかく、プリンタポートだ!…じゃなくてパラレルポートか!?
ああもうどっちでもいい!とにかくこのポート、端子が大量にくっついていて、初心者には見るだけで弄る気を無くすオーラを放っているが、実際にはその分だけ簡単なほうなのである。
具体的には、USB端子みたいに端子を単純にすると回路やプログラムのほうがうぎゃあああーひいいいいーな事になってしまうのに対し、パラレルポートはわりと操作が楽なのだ。
「やっぱ世の中はパラレルだよな」などと考えつつ弄っていたこの規格は実は近々廃止される規格のようだが、ジャンクパソコンを使うのであれば、まだ当分は使えるであろう。
脱線した話を戻そう、上の写真の端子、東急ハンズで買ったやつだが、これはパソコン本体のプリンタポートから伸ばしたケーブルにくっつく部分だ。
要はプリンタのほうの本体にくっついている、パソコンとプリンタを結ぶ部品だ。
今回は送信の方法だけ書くぞ。
ていうか、送信の方法も話すと結構長くなりそうだから、徐々に充実させていく予定だ!!!
ピン配置
で、とりあえず調べたピンが、以下の図のとおり。
01:STB
02〜09:データ出るピン
11:BUSY
16・19〜30・33:GND
残りのピン:この際どうでもいい
順を追って説明していこうかな。
STB−データ取り込み同期信号
ストローブとか言うらしい。
超人機メタルダーの機甲軍団の飛行ロボットを髣髴とさせる名前だがどういう関係があるのかは不明。
俺は英語が嫌いだからね。
制御の仕方はパソコンに「おいパソコン!IOポートの890番の持っている数字の一番下の数字を1にしろ!」ってな感じの命令を書いておいてパソコンに指示するのだ。
その辺の細かいやり方は改めて近いうちに書くよ。
で、注意すべきはここからは電流は流れないらしい。
電流が入っていけるかどうかを切り替える部分のようなのだ。
図で書くとこんな感じ。
ともかく、今はこれだけ書いておくよ。
言っている意味がわかるようだったら参考にするといいよ。
制御法:
I/0ポートの37Ah(890の数字を16進数で表すと「37A」になる)のビット0の値を1にすると、ここからGNDに向かって電流が流れられるようになる
データが出るピン
制御法:
I/0ポートの378hに0から255の数字を与える
I/Oポートの378hに0〜255のいずれかの数字を送ると、送った数字を2進数にして、1になった部分にこのピンの電流を流してくれる。
BUSY
ここはプリンタポートに繋いだ先の物体の状態がどんな按配かを調べるためのピンです。
でもここの電流の流れ具合ひとつでどんな按配かを調べるのはどう見ても根性の要る作業なので、受信ができなかったPC−98はプリンタしか使えなかったようです。
ここから電流が流れるようになっておりまして、発光ダイオードを繋ぐとわかるのですがほかの部分に比べて明らかにやる気のない光り方をします。
そんなことはどうでもいいんです、ここから流れる電流をGNDに繋ぐとI/Oポートの379hの値が変わるんです。
パソコンからケーブルを延ばした先の装置でこのピンから流れる電流をGNDの線に繋ぐと、パソコンにそれが分かるんです。
はいここでSTBとの関連に気づいた人はお見事、その才能は認めるから、ならばなおさら、自分ができることは他人にもすぐできて当然という考え方を捨てないと嫌われるよ♪
などと説法をしている場合ではない、ともかく、こことSTRBとデータを使って、送信をするんです。
制御法:
このピンとGNDを繋ぐとI/Oポートの379hのビット8の値が1になる
GND
とりあえず電源のマイナスだか、パソコン本体の金属部分とつながっているとの噂。
自分なんかは全部まとめて半田付けしてあります。
何でこんなにたくさん、ひとまとめにしても動くピンがたくさんあるのかと聞かれれば、どうやらデータを高速で転送する時に何かの役に立つらしいです。
詳しいことはよく知りませんが、そういう事らしいです。
この際どうでもいいピン
この際どうでもいいので、繋がないで放っておきましょう。
触らぬピンに祟りなしです。
つなぎ方
とりあえず動作確認しただけで、自分は未だにSTBとBUSYは使っていない。
データポートだけで今作っているものがまともに動くことを確認してから、使おうと思っている。
そういうわけで上から見ると、2番から9番までのピンを繋いでいる。
ちなみにGNDは全て半田とスズヒキ線でまとめた。
で、この写真を180度旋回して裏を写した写真が下の写真だ!
左右が逆になることに注意だ!!!
というわけで
今回はこんなところかな。
さて、最近寝る時間が減っているし、ひとまず寝よう。