診察九回目
四週間空けての診察です、はい。
雨が振りまくってます、はい。
鬱度チェックをすると、少し前は軽症鬱の疑いだったのがやがてとうとう重症鬱判定が出て「インターネットやってる場合ぢゃないんじゃないかい?」と出る始末の状態での診察です。はい。
人員配置は変わって、自分に精神的な負担を加える人が自分のいる生産ラインにはいなくなって少しは気が楽になったはずなのですが、
誰かが風邪や休暇で休む
↓
その空白を埋めて作業をさせるために、以前一緒に働いていた例の人に代わって入った、現在自分のいる生産ラインにいるもう一人の人が連れて行かれる
↓
連れて行かれた空白を埋めるために、自分のいる生産ラインに以前一緒に働いていた人が再び入ってくる
こんなのが幾度となく続き、出勤前は「今日は大丈夫だろうか」とガタガタ震え、大丈夫だった日は大丈夫だった日で「明日は、明後日は大丈夫だろうか」と怯え、他に何にも手につかない状態が続いています。
それくらい嫌なんです、この人と仕事をするのが。
一緒に仕事をしていなければ、必ずしも悪い人だとは思わないんですけど。
仕事、本気で辞める事を考えてます。
で、これを話したときの精神科医の先生の返答は、
「…人間関係が相手だと、こちらがやれる事には薬を増やす程度しか出来ず、限界がある…会社の方で、この人と働かなくて済むように掛け合ってみてもらえないか…もうちょっと頑張りなさい」
というわけで、とりあえずレキソタンを多めにもらってきました。
その後、今日はインターネットで知り合った知人と会う約束がございまして(この人も鬱病)、雨の中自分のいる社員寮に招いて話をしたりして、夜の九時半ごろにその彼は帰って行き…。
…。
空虚感。
というか、例の不安感。
明日の日曜日はいいとして、明後日の月曜、どうなるだろう。
…。
とりあえず、身体洗って寝るか。
…!
ふと、メール受診音。
メル友になった飲み屋の女の子からだ。
「今日は飲みに…来れないよね」
…行くか。
…。
用意して、行って、その女の子と一緒に薄い酒を飲んで、ここで以前買ったカラオケチケットの残りで「それが大事」を一緒に歌う。
負けない事投げ出さない事逃げ出さない事信じ抜く事
涙見せてもいいよそれを忘れなければ
負けない事投げ出さない事逃げ出さない事信じ抜く事
ダメになりそうな時それが一番大事
・(歌詞間違ってたらゴメン)
・
・
女の子がハンカチをくれた。
涙が止まらなかった。
これから…どうしよう。